美容鍼灸

　肌の状態には内臓の状態が反映されているのはご存知ですか？

　お肌が荒れているとき、いくら美容液を変えても、お薬を塗ってみても良くなったと思ったらすぐぶり返す。そしてくすみやシミがどんどん気になってくる。ということがあります。

　肌自体の問題というより、内臓の疲れが肌に出てしまっているの状態なので、体の内側から整えていく必要があります。

　お顔の表情は表情筋が作り出しています。人それぞれお顔の表情は違って、よく使う表情筋も違います。その癖がお顔のシワをつくります。表情筋がやわらかく働いているうちは大丈夫ですが、表情筋がこってしまって皮膚が引っ張られ続けると、復元力をなくしてシワになっていってしまいます。

　薄かったしわが深くなって、「指で伸ばしてみても線が消えない！」とあせる前に早めのケアをしていきたいですね。

　お顔の皮膚を支えているのは、さっきも登場した表情筋です。表情筋が肌をしっかり支えて、潤いもあるとき、肌はハリのある良い状態をキープできます。

しかし、この表情筋が年齢と共に上手に働けなくなると、しっかりとした支えを失った肌がたるみだしてしまいます。

　「マスク生活が続いている間にたるみが気になってきた」ということはありませんか？無表情でいたり、話す機会も減ったり、マスクの下で表情筋は動きにくくなっています。以前より使わなくなった筋肉が弱ってしまい、たるみを引き起こしてしまっています。

　表情筋を適度に刺激して、お顔をスッキリさせていきましょう。

　お顔のゆがみには生まれついての骨格の形からくるものと、生活していく中でできてきたゆがみの２種類があります。生まれついての骨格からくる歪みを美容鍼で改善することは残念ながら不可能です。しかし、生活の中で出てきたゆがみは鍼灸の施術で改善が見込めます。

　お顔が歪んで見えるのは、筋肉のこりやゆるみのせいであることが多くあります。左右の表情筋を

　普段の生活の中の体の使い方の癖から、体のバランスが崩れるのはよくあることです。そして、その体のバランスのゆがみはお顔にも影響します。首の筋肉のこりによってお顔の筋肉はひっぱられ歪みにつながっていきます。