リバウンドしないダイエット

　リバウンドを起こさないようにダイエットするための対策はいくつかあります。

　まずは、栄養不足の状態を作らないこと。
脳に生命の危機が起きていると思わせないことです。
そして、筋肉を減らさないダイエットをすることです。

　具体的には、過度の食事制限をしないこと。そして、必要な栄養をきちんと補った食生活をすることです。特にタンパク質が不足すると筋肉が減ってしまうので注意しましょう。

　そして、意外と見落としがちなのが、停滞期に入ったときにダイエットを中止しないことです。
停滞期はならないのが一番ですが、ダイエットをしていて「停滞期に入ったな」と思ってその時にダイエットをやめてしまうのが最も避けたい事。

　ダイエットでそれまでは体重が落ちていたのに、体重に変化が見られなくなる停滞期。停滞期に入ったという事は、体が「飢餓状態に入った」と防御態勢に入ったという事。まさに今ある脂肪をこれ以上燃やさないよう、ホルモンの分泌が変化してきたという事です。

　この時期にダイエットをやめて食事をダイエット前に戻すと、あっという間にリバウンドしてしまいます。停滞期を乗り越えてから徐々にダイエットを終えるようにしてリバウンドを回避していきましょう。

　どうせ頑張るならリバウンドにつながりやすいダイエット法は避けたいですよね。リバウンドしてしまいやすいダイエット方法チェックしておきましょう。

1. 決まったものだけを食べる“○○だけダイエット”
   　栄養が偏ってしまうので一時痩せるかもしれませんが、基礎代謝が落ちてしまいます。その結果、大きくリバウンドを起こしてしまうのが、このダイエット法。
   すべての栄養素の入った食品は残念ながらないので気をつけて！
2. 自己流ファスティングダイエット
   　絶食は極端に栄養不足を引き起こすので、体が省エネモードに入ってしまい余計に太りやすい体になってしまいます。
   　このダイエットで体重が落ちてもなくなっているのは水分と、筋肉です。短期間で体重コントロールができるので、１０代、２０代の方に繰り返す人も多いですが、代謝が落ちてくる３０代、４０代になったとき最も後悔されるのがこのダイエットです。
3. 強い負荷の運動をするダイエット
   　消費カロリーを増やすため、たくさん運動をすれば痩せる！これは、その通りです。
   　筋肉量も減らないので一見良いダイエットに感じます。しかし、その運動ずっと続けられますか？ハードなトレーニングを止めた途端に、食事量を調整できずリバウンドする可能性が高くなります。
   　ダイエットに取り入れる運動は、ダイエットを止めた後もある程度継続できるものがいいですね。